2011年05月30日

【ダービー】池江師、最年少のダービー制覇

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ついに夢をかなえた‐。オルフェーヴルを管理する池江泰寿調教師(42)=栗東=が、厩舎開業8年目にして、待望のダービー制覇を達成。42歳4カ月17日で栄冠をつかみ、グレード制導入後の84年以降では、角居勝彦調教師の43歳1カ月30日(07年ウオッカ)を更新して、最年少ダービー・トレーナーとなった。また、父・池江泰郎元調教師が05年にディープインパクトで制しており、松山吉三郎元調教師&松山康久調教師に続く、史上2組目のダービー親子制覇も達成した。
  ◇  ◇
 降りしきる雨に重く濡れた直線。小柄なオルフェーヴルが最後の力を振り絞る。そのときスタンドから「ケンイチ!ケンイチ!」‐。池江師が、枯れんばかりの大声を送り続けた。
 勝利を見届け、我に返ると、隣には父である、池江泰郎元調教師の姿があった。ガッチリと握手を交わすと、ようやく重く厚いプレッシャーから解放された。
 レース終了後の記者会見。若き指揮官は開口一番、「オルフェーヴルの強さには、自分自身も感動しました」と思いをストレートに表現した。万全の仕上げで臨んだ自身にとって3度目の祭典。「装鞍所で量ったときに(馬体重が)思惑通りだったので“ヨシッ!”と思った」と、Vへの自信を深めていた。
 2年ぶりとなる不良馬場での決戦。作戦もうまくはまった。「昨日までは前に行って、内ラチを通った馬しか残らなかった。でも、きょうの午後ぐらいから外も伸びるようになった。(池添)謙一君も“外(が伸びる)”と。思惑が一致しました」。デビューから一貫して愛馬の手綱を託してきた。他陣営に勝るチームワークが実を結んだ。
 道中は後方に待機。焦りはなかった。「位置取りは後ろだったけど、折り合っていた。あとは、うまく外に出せればいけると思った」。直線では前をカットされる大きな不利もあったが、「勝負根性がある。さすがステイゴールド(産駒)だな、と。ジョッキーも慌てずに乗ってくれた。ゴール前は池添君の執念を感じました」と、名コンビのファインプレーをたたえた。
 42歳と4カ月17日でのダービー制覇。グレード制導入後の84年以降、最年少V調教師となった。厩舎開業8年目にして、早くも頂点を極めたが、「10歳のときからダービートレーナーを目指してきた。あれから32年も経つから…」と苦笑い。夢をかなえて「長かった」と深く息を吐いた。
 夢の実現には、初めてのダービー参戦となった06年のフサイチジャンク(2番人気=11着)の存在が大きかったという。「人気馬で、テレビや雑誌でも取り上げてもらって。あそこでダービーの過程を経験できたのは大きかった」。そしてもうひとつ。「ノーザンファームしがらきの力も大きい」と、牧場スタッフの貢献にも感謝する。
 ひと夏越せば大きく成長する血筋。注目の秋は「(菊花賞で)3冠を目指すのか、三千は厳しいから天皇賞・秋になるのか、これからゆっくり考えたい」と明言を避けたが、「自分のなかでは“3冠の重み”というのがある」と、父が成し遂げた3冠制覇を見据える。父が築いた血の傑作を、さらに進化させてみせる。“新米”ダービートレーナーは、そう心に誓った。



5月30日 スポーツ・まとめ

F1第6戦モナコGP、S.ベッテルが荒れ模様のモナコでポール トゥ ウィン 小林は自己最高位の5位入賞!


 F1第6戦モナコGPは、現地時間(以下、現地時間)29日の午後2時(日本時間:午後9時)からモンテカルロ市街地コースで決勝レースが行なわれ、レッドブルのセバスチャン ベッテルが息詰る接戦を制しポール トゥ ウィンを決めた。そしてザウバーの小林可夢偉が、荒れたレースで自己最高位の5位につけ、5戦連続でポイントを獲得している。

 決勝日のサーキットは晴れ、気温23℃、路面温度43℃。S.ベッテル、2番手マクラーレンのジェンソン バトンはスタートで順位を守り、フェラーリのフェルナンド アロンソが3番手へ。トップのS.ベッテルは順調に飛ばすが、最初のピットストップで手間取り、J.バトンに先行をゆるす。J.バトンが2回目のピットストップ行なう間にS.ベッテルがトップを取り戻すが、その直後の34周目、フェラーリのフェリペ マッサとマクラーレンのルイス ハミルトンが激しくポジションを争い、最終的にF.マッサはガードレールに接触してリタイア。ここで今年初のセーフティカーが導入される。さらにメルセデスGPのミハエル シューマッハもリタイアする。39周目にレース再開。L.ハミルトンはF.マッサとの接触が審議の対象となり、ドライブスルーペナルティを科される。

 S.ベッテル、J.バトン、F.アロンソのトップ3の後方で、ピットストップ1回で追い上げてきたザウバーの小林可夢偉が、ついに4番手まで浮上。さらにトップのS.ベッテルも序盤のピットストップ1回のみでコースに留まり続けるが、そのすぐ後方にF.アロンソ、J.バトンが接近する。周回遅れの集団にトップ3が追いついた69周目、トロ ロッソのハイメ アルグエルスアリ、ルノーのビタリー ペトロフが激しくガードレールに接触する多重クラッシュが発生。トップ3はパーツが散らばる混乱の現場を無事に切り抜けるが、2度目のセーフティカーが出動する。72周には赤旗中断。

 73周にセーフティカー先導で隊列が滑り出し、74周目に再びレースが再開するが、L.ハミルトンとウィリアムズのパストール マルドナードが接触し、P.マルドナードはリタイア。L.ハミルトンはレースを続けるがまたしても審議の対象に。

 トップの3台はそれぞれファステストラップを塗り替えながらチェッカーを目指し、S.ベッテルがトップを譲らずモナコGP初勝利をつかんだ。S.ベッテルはここまで6戦中5勝と連覇に突き進んでいる。2位F.アロンソ、3位J.バトンは変わらず。

 小林は最後にM.ウェバーをおさえ切れず、4位を奪われたが、L.ハミルトンからは前を守りきり5位でチェッカーを受けた。以降は6位L.ハミルトン、7位フォース インディアのエイドリアン スーティル、8位ルノーのニック ハイドフェルド、9位ウィリアムズのルーベンス バリチェロ、10位トロ ロッソのセバスチャン ブエミとなっている。








武田勝った!41イニングぶり援護もわずか1点…日本ハム


◆交流戦 日本ハム1―0広島(29日・札幌ドーム) 思わず手をたたいて立ち上がっていた。サヨナラ勝ちしたかのように沸くベンチ。武田勝は、自身の投げている試合では6戦ぶり、実に41イニングぶりの得点に少しだけうれしそうな表情を浮かべた。

 プロ野球史上例のない6戦連続完封負けの呪縛から解かれた。援護は5回のわずか1点だけだったが、「重みを感じながら一生懸命投げました。胃に悪いです(笑い)」と必死で守り、7回5安打無失点。自身の連敗を5でストップさせ、先月21日のオリックス戦(京セラD)以来の3勝目に、お立ち台では「とりあえず、お久しぶりです」とおどけてみせた。

 どんなに援護がなくても、表面上は変わらない自分でいた。「自分の投球はできていたので、いつか勝てると思っていた。野手にあまり気にして、やってほしくなかった」と平然を装った。道具もそのまま、縁起を担ぐこともない。プライベートでも「ゴルフで90台のスコアが出たくらい」しか良いことがなく、清めの塩を自分にまこうかと考えたが、「洗うのがめんどくさいので…、その分、塩分の多い食事にしました」と報道陣を笑わせた。

 しかし、本音は違った。23日の横浜戦(横浜)の敗戦翌日。普段必ず行う30分のジョギングを早めに切り上げる“プチさぼり”。気持ちが切れかけていた。吉井投手コーチは「みんなの前では見せないけど、陰では悔しさを見せていた。球界のエースになっていくために乗り越えないといけない壁を越えた」と説明した。

 それでも切り替えはできていた。横浜戦後には観戦に訪れた陽子夫人がお土産にシューマイ弁当を買ってくれるなど、周囲の気遣いもうれしかった。「食べたいものを食べ、ゲームをしたりして野球のことを考えないようにした」と好調をキープした。

 得点圏に2度走者を背負ったが、「いつも先に点を取られていたので」とチェンジアップを軸に必死に腕を振った。チームの貯金は今季最多の9になった。「好きな野球だから、悩めたり次に進めたりする」。援護は少なくとも、点を与えなければいつか勝てる。防御率は1・64。トンネルを抜けた左腕が今度は白星を重ね続ける。








星野監督貧打にイラッ 不振鉄平に「アホらしい」…楽天


◆交流戦 楽天1―2阪神(29日・Kスタ宮城) 怒りを通り越し、あきれたような口調だった。わずか1得点での惜敗について、星野監督は「打線は『今日も』だな。ランナーも進められないようなバッティングをしているようじゃ、つながらない」と吐き捨てるように言った。

 鉄平のスランプが深い。開幕から打撃不振に悩むキャプテンは2番で先発起用されたが、初回無死一塁から、あっさりと右飛。3回は犠打を決めたが、残り2打席も走者を置きながら凡退した。これで16打席連続無安打となり、打率は1割7分9厘。「その名前は出すな。アホらしい」と闘将は語気を強めた。本人も「修正ポイント? 分かりません」と悩みは深刻だ。

 完封ペースの好投を続けていた先発の川井が7回、金本に痛恨の逆転2ランを被弾。「申し訳ないです」と悔やんだが、責められない。打線の援護がないため、1点もやれないという重責が、投手陣に勝負どころでの失投を生むという悪循環が続いている。「昨日のサヨナラ勝ちの勢いをつなげられないのはダメ」と指揮官は厳しい表情。古巣の阪神を相手に手痛い1敗となった。








今田竜二、一時首位も終盤自滅…米ツアー2勝目ならず


<HPバイロン・ネルソン選手権 最終日>◇29日◇TPCフォーシーズンズ・リゾート(7,166ヤード・パー70)

 テキサス州にあるTPCフォーシーズンズ・リゾートで開催された、米国男子ツアー「HPバイロン・ネルソン選手権」。トータル3アンダー3位タイからスタートした今田竜二はスコアを1つ落としトータル2アンダーで3位タイに終わった。優勝はライアン・パーマーとのプレーオフを制したキーガン・ブラッドリー(米国)。

 今田は2番でボギーが先行するも、4番、5番と連続バーディを奪取。8番ボギー直後の9番でもバーディを奪い、最終組に変わり首位タイでバックナインへ突入する。後半、スコアを落とす上位陣を尻目に安定したゴルフを見せる今田は、12番終了時に単独首位に浮上。さらに、13番パー3ではティショットを3メートルにつけバーディを奪い2打差にリードを広げてみせる。

 しかし、米ツアー2勝目は遠かった。15番でティショットを曲げボギーを叩くと、17番パー3では痛恨の3パットでボギー。そして、ブラッドリー(米国)とトータル3アンダーで並んで迎えた18番。最悪でもプレーオフに持ち込みたい今田だったが、セカンドをバンカーに入れると、寄らず入らずボギー。終盤の自滅でツアー2勝目が目の前ですり抜けてしまった。

【最終結果】
優勝:キーガン・ブラッドリー(-3)※プレーオフ
2位:ライアン・パーマー(-3)
3位T:ジョー・オギルビー(-2)
3位T:今田竜二(-2)
5位:ジェイソン・デイ(-1)
6位T:ジョン・ロリンズ(E)
6位T:マット・クーチャー(E)
posted by 今日昨日 at 15:32| Comment(0) | JRA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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